アトピー性皮膚炎治療は
・薬物療法
・スキンケア(保湿)
・悪化要因の除去(生活環境の改善など)
の3本柱からなり、今も昔も変わりません。
アトピー性皮膚炎の治療は、近年大きく変わってきています。薬の種類が増え、治療の選択肢が拡大しています。
当クリニックには、あらゆる年代の患者様の症状にあった治療法を選択し、継続的な治療を行っております。
(1)塗り薬
(2)塗り薬と組み合わせる治療
 ①内服薬(抗ヒスタミン剤)
 ②生物学的製剤
  ●デュピルマブ(デュピクセント®)
  ●ネモリズマブ(ミチーガ®)
  ●レブリキズマブ(イブグリース®)
  ●トラロキヌマブ(アドトラーサ®)
 ③エキシマ光線療法

  エキシマ光線療法は、短い波長の紫外線を患部に照射して
  処置する光線療法です。
  これまでも紫外線の免疫抑制作用を利用して、過剰反応を
  起こしている皮膚の症状を沈静化させる「光線療法」という
  治療方法がありました。
  エキシマ光線療法は、これまでの光線療法より更に効果が
  高いと言われている従来よりも短い波長を使うことで、
  これまで難しいとされてきた肘や膝など,目立つ部分の治療
  にも効果的です。短波長を使用するため色素沈着等の
  副作用は、ほぼありません。照射時の痛み・熱さはほとんど
  なく、ほんわか暖かい感じがします。週1〜2回の通院です。